土葬

インターネットの片隅で、壁に向かってシャドーボクシングをしています。

己を研究する

 下手に知識があると、悩みごとについてナンセンスな堂々巡りをしがちだけど、それでもある程度は知識ってあった方がいい。知識、というか考え方の幅は広い方がいい。

 自分の状況を「解釈」したりその上で「捉え直し」をしたりっていうのは、やっぱり頭を使わないとできないことだし、それを下支えするのは絶対に勉強だ。机に向かってガリガリやるのも、外に出ていって体験的に学ぶのも、ぜんぶ大事。いわゆる「お勉強」以外のこともいろんな角度から考えてみたり。生き方とか。

 考え方の幅が広がると、自分を客観的に分析することができる。自分という人間からすこし距離をとってみて、3人称的に観察してみる。そうすると、人間の生き方という広い領域の中で自分を捉えるから、面白い結果が出ることがある。客観的、なんてものはそもそも幻想でしかないけれど、自己否定的なバイアスがめちゃくちゃにかかっている状態で「人から見たら自分は……」と己を“客観的”に見て卑下するよりは多少マシなのではないだろうか。

 芸は身を助くが、智は心を助く、と思う。

 Knowlege is power. ってFGOのロード画面にも書いてあるし。とか言って。それっぽくかっこつけたこと書いちゃったので、クズアピしておく。